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新しい年に向って

あけまして おめでとうございます
2018年もどうぞよろしくお願いいたします
たくさんの年賀状をいただきました 心より感謝を申し上げます    こうのとり保育園 職員一同

お正月はどのように過ごされましたか。私は、体調を崩してしまい、病院通いと寝ている状態が続きました。あらためて健康の大切さを実感しました。健康管理は、保育園においては特に重要です。私も心して、運動を取り入れた生活をしないと体力は保てないと痛感しました。
実は私、こう見えて、学生時代は運動部だったのです。信じられないなんて思われている方もいらっしゃるでしょう。何の運動部かは秘密です。当ててくださいね。ずっと運動部に在籍し、運動を続けてきたものの、結果がすべての世界で、辛く苦い思いも味わってきました。お世辞でも、上手いとは言えませんが、運動した後の爽快感は最高でした。
さて今回、こうのとり保育園が取り組んできたACP(アクティブチャイルドプログラム)を基本とした運動遊びは、“心とからだの働きを高める”ことを目的として、子どもが主体的に取り組めるような内容を盛り込んできました。外遊びに気持ちが向く子が増えたり、苦手意識のある子が積極的に運動遊びに取り組めるようになったりと色々な効果を子どもの姿を通して見ることができました。また、静岡理工科大学の教授や学生の皆さんと一緒に運動機能の測定も行い、わずか3ヶ月の間でも、子どもの運動機能(5歳児の平均値)に変化が見られました。訓練したり練習したりするのではなく、楽しい運動遊びのプログラムを設定したり、環境構成に力を入れ、子どもたちのやる気を引き出しました。子どもたちが遊びを通して、自然と心とからだが育っていくことを実感しました。継続は力なりと言いますが、今年も挑戦を続けます。
そして、先日、保護者の皆様にもご紹介させていただきました『Sports Japan』の本はご覧になりましたか。その中で、〝【第一特集】グッド「バランス」の世界〟と題して、バランスの重要性がとても分かりやすく、具体的に書かれていました。『調和、すなわちバランスに優れたプレーは美しくあるとともに、高いパフォーマンスを発揮することを可能とし、理にかなった動きゆえにケガにもつながりにくい。それは生涯スポーツをエンジョイするためにも重要な要素。』と書かれ、その他、『バランスの究極は逆上がりで、一本の棒を軸に、体の重心を動かしながら回転する。とてもシンプルな運動ながら、そこには、非常に難しい要素が入っている。』とも書かれていました。さらに、姿勢の良さは重要で、姿勢の良さがバランスが取れていることとイコールになり、バランスがいいということは自分の軸を持っているということにつながるようです。
運動やスポーツも奥が深いなぁと感じながら、とても興味深く読ませていただきました。興味のある方は、お貸ししますので、事務所まで、お申し出くださいね。ぜひ、お読みになってください。
そして、私も子どもたちと一緒に、運動遊びに加わりたいと思っています。

園長 永島 弘美