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新しい年も

新年 明けまして おめでとうございます
 旧年中は 保育園へのご協力並びにご支援を賜りまして 本当にありがとうございました
 本年も どうぞよろしくお願い申し上げます
園長 永島 弘美
こうのとり保育園職員一同
 2020年の幕開けです。
皆様から頂いた年賀状を大切に読ませていただきました。ありがとうございました。
昨年も、自然災害の多い年でした。今も、被災前のような生活は大変難しい状況にある方たちも多いです。
保護者の皆様と子どもたちの優しい気持ちがいっぱい詰まったクリスマス献金は、義援金としてもお捧げしたいと思います。皆様に心より感謝を申し上げます。大切に使わせていただきます。
 さて、12月のクリスマス祝会には、たくさんの保護者の皆様と共にお祝いできましたことを、本当に嬉しく思います。幼児クラスが行ったページェントからは、日頃の子ども同士の関りが見えてきます。年長ともなれば、約8割ほどの子どもたちが5年、6年間を共に過ごしてきた仲間です。一緒に生活することで、一人一人の個性や気持ちをとてもよく理解しています。障がいのある子どもたちもいますが、特別なこと特別な子ではなく、それも大きな意味で個性として子どもは受け止めるのです。ひとりで立ち上がることが難しい Rくんは、天使役でした。念願の天使役を、どう演じるかを本人はよく考え、移動は室内用の三輪車を使い、立ち上がる時には両サイドの友だちの肩につかまって、イエス様が生まれることを告げていました。周りの子どもたちにとって、それは特別なことではなく、必要な時には補い合うのが日常なのです。一方で、Rくんに助けられることもあるのです。当日は体調を崩してお休みになり、残念でした。他にもお休みの連絡が入った子どもがいたのですが、「ぼくがやるよ。」とYくん。ヨセフ役の2場面を当日、堂々と自信を持って、演じてくれました。宿屋を探す場面では、『マリアさんの赤ちゃんが、生まれそうなんだよ』と話すとマリア役の子を本当に気遣っている様子が見てとれ、宿探しも一生懸命でした。実は、Yくんのご家庭では、妹が生まれたばかりで、この役はとても実感が持てていたのではないかと思いました。
 乳児クラスは、「はじめてのクリスマスの夜のできごと」の人形劇を心を込めて行いました。子どもたちも讃美歌を口ずさんでいたようですね。そして、子どもたちの成長発達に合わせて、子どもたちが遊ぶ姿を思い浮かべながら作った、職員手作りのクリスマスプレゼントも喜んでいただけたようで嬉しく思います。保護者の方から『本当のクリスマスの意味を知りました』『先生方の愛が伝わってきました』といった心温まるメッセージもお寄せいただきました。あわただしく過ぎていきがちな日常の中で立ち止まり、神様へのたくさんの感謝を思い起こし、大切な人のことを想い『心を込める』クリスマスであったと思います。
新しい年も、神様から与えられているたくさんの恵みに感謝し、幼子の成長に関わらせていただけることに感謝と喜びを持って進みたいと思います。神様の深い愛に応えられるように生活したいと思います。