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ご入園 ご進級 おめでとうございます

園庭の桜も満開となり、新黄組さんが大切に育ててきたチューリップの花が玄関で1年の始まりをお祝いしているかのようですね。
ご入園、ご進級、おめでとうございます。今年度は14名の新入園児をお迎えして全園児130名でスタートします。新入園の皆様におかれましては、初めての園生活でもあり、不安なこともあるかと思いますが、いつでもご遠慮なくご相談してくださいね。ご家庭と協力し合って、心を通わせ、一緒に子育てをしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
在園児の保護者の皆様には、年度末特別保育にご協力いただきましたことを感謝申し上げます。新年度の準備と共に聖隷こども園・保育園職員合同研修会、園内研修、ワークショップ等を行わせていただきました。
3月頃から4月にかけて、我が家では毎年うぐいすの鳴き声が聞こえてきます。朝の支度をしながら、季節を感じ癒されるのですが、「ホー、ケキョケキョケキョ」「ホー…」「ホッケヶキョ」等、なかなか「ホー、ホケキョ」と鳴けないうぐいすもいます。心の中で頑張れ!と応援するのですが、難しいようです。うぐいすはある時期を逃すと「ホー、ホケキョ」と鳴けなくなるそうです。小さい頃に鳴き方を覚えなければ、大人になってからうぐいすの最大の美点である鳴き方を身に付けることができないのです。動物や昆虫特有のものではなく、人間(子ども)にもこのようなことは見られます。私達保育者は、子ども一人ひとりを信頼し、成長発達を促すために、子どもを知り、見守り、時々助ける(子どもに適切に声をかけ、働きかける)ことが出来るよう学び続けています。合同研修会の井桁容子先生の「共感から子どもと関わる保育」の講演を振り返り、丁寧な保育、丁寧な関わりとは何かを職員全員で改めて考え、思いを共有しました。全国保育士会より出されている人権擁護のためのセルフチェックリスト~「子どもを尊重する保育」のために~も皆でチェックをし、振り返り、そして保育の専門職としてさらなる保育の質の向上を目指していけるよう指針を掲げました。
子ども達一人ひとりの健やかでのびやかな育ちを応援するために、私たち保育者(大人)はどのように子どもたちの心を理解し、どのようなまなざしを持って、関わることが大切なのかを常に頭におき、こうのとり保育園の園児、保護者、職員皆が心と心が通い合っていけるよう保育をしていく所存でございます。
2022年度もどうぞよろしくお願い致します。                
園長 梶山 美里