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乳児・幼児懇談会

園長 勝又みさ子
 先日はお忙しい中、クラス懇談会へのご参加、ありがとうございました。それぞれの担任がその子の成長発達を意識しながら、乳児では「子どもの心に残る関わり」を、幼児では「子どもの言葉に耳を傾け」~子どもの今を大切に~をテーマにそれぞれグループワークを行いました。

 日々忙しく働いている保護者の皆様ですので、関わりが大切と言うことは理解しながらも、子どもの言葉に耳を傾ける事が出来ない現実があるようです。無理もありません。でも保護者同士で悩み事を共有し、具体的な方法を伝え合うことで日頃の子どもとの関わりを振り返ることが出来たように当日の保護者の表情とアンケートから読み取れました。こうして懇談会に参加してくださるというだけで、保護者の方々の子どもへの関心度が窺えます。
その事が、子どもに届いていることも感じます。

 忙しくてついつい子どもの声を聴こうとしなかったり、心情を読み取ろうとしなかった時もあるでしょう。実際、子どもが寝てしまってから、ごめんね。と謝ることもあるのではないでしょうか。私もそうでした。でもその気持ちはきっと子どもに伝わるのではないでしょうか。
乳児懇談会では“保護者の方自身が子どもの頃、親との関わりで心に残っている事”を事前アンケートをとった
上で当日を迎えました。

*親になった今でも覚えている親との関わり。子どもの頃の思いでは良くも悪くも愛情を感じたり、今なら理解できたり、辛かったから自分はこんな関わりをしているなど、意見を聞くことが出来ました。

アンケートより

乳児:いろいろな悩みはありますが、愛情を込め、こどもとキチンと向き合い接していけば、きっとこちらの思いをいつか受け取ってくれるんだろうな、と思います。

幼児:子どもの言葉に耳を傾ける。言うは易し、行うは・・・できるだけ合わせたい気持ちはあってもままならない。気持ちだけは寄り添うようにしていこうと考えていき、ひいては行動も伴うように努力。子どもの今は二度と来ない、と心に留めて心を配っていきたい。

 正直な、無理の無い振り返りが今後の関わりと繋がりそうですね。沢山のご参加、ありがとうございました。欠席された方、是非次回はご参加、お待ちしております。