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おひさまといっしょにGO!GO! より

園長 勝又みさ子
福田南島体育館で行いました“おひさまといっしょにGO!GO!”は沢山の方の参加を頂き楽しい、嬉しい一日となりました。皆様からのご意見に、「掲示されている手紙をみて(行事や保育からの子どもの様子:学びの物語“ドキュメンテーション”が掲示してあります)絵本「きっさ、すなどーひー」を購入しました。内容が解っていたので子どもと一緒に楽しめました。」「絵本の内容が解らなかったので、何をやっているのか、理解できていたらもっと楽しめたかも・・」どちらの感想も関心があるからのご意見ですね。こども園の中では、この絵本に食いついた子ども達。子どもの様子から是非、GO!GO!に繋げたいと幼児の職員が中心に子どもの言葉を拾いながら“秘密の仕掛け”が始まりました。

毎年感じるのですが、子どもに気づかれないように、リアルな仕掛けを考えあう職員の顔が何とも嬉しそうで、大人が楽しまなくっちゃ子どもが楽しめるわけが無い。を実感させてくれています。その仕掛けを発見したときのキラキラ輝く子どもの目と、その事の訳を探偵の様に仮説を立てる子ども達の言葉に、えっ!!と一緒に驚き、なるほどと聞き入る私たち職員。その様子を掲示する事で、保護者とも共有しました。ファンタジーの世界を楽しみ、運動に繋げることで一層、力を発揮する。運動あそび、おひさまといっしょにGO!GO!はこうのとり東らしさが定着してきたように思います。

 さて、子ども、子育て支援新制度も見直しの時期を迎えたことで、より質の高い保育・教育が求められています。“質の高い”をどう捉えるか。伝えることの難しさを感じています。私は子どもの生活やあそびを通し、子どもが主体的に考え行動することができる、子ども自らがあそびをみつけ、仲間と協働してあそびを発展させることができる環境づくり(人・物)を大切にと考えています。上記のGO!GO!もひとつの事例です。

 話は変わりますが、ついにカメのあかちゃん誕生!!園で生まれたカメの卵、子どもと話し合った結果、園で育てたいというひまわり組の気持ちから、大事に育ててきましたが、10月30日の午後に一匹目が誕生しました。この日は朝から皆で見守り、応援をしました。殻からすこしずつ時間をかけて出てきたカメ。ヨチヨチあるくカメの姿に「かわいいー」と歓声。その後、ホールのたらいにいた親ガメを懸命に運ぶ年長の子どもたち。お父さん、お母さんに合わせたいという気持ちが子どもの中から生れたんです。その行動に再び感動。家族の中で豊かに育っているからこそ自然に結びついた行動ですね。このようにわくわくと心躍る、どきどきと心ときめく、記憶に残る体験を沢山与えてあげたいと改めて感じました。