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たのしいつどい!! 

園長 勝又みさ子

今年は暖かな日が多いですが、最近冬らしい気候になって来ました。進級、卒園が真近に迫ってきました。特にひまわり組の子どもたちは新しい環境への不安もあるかと思います。できるだけ小学校への期待が持てるよう、心の準備をしていきたいと考えています。
「大きくなるっていうことは」先日の礼拝で話した内容です。大きくなるってどんなことかなあ。心と身体が大きくなるということだね。心が大きくなるってどんなこと?自分の思ったことが言えること。周りの人がどんな気持ちかな?と考えられる人。昔担当をしたゆう君という5歳児の心の成長の事例を交え話しました。
その頃我が家では、保育園から一番下の2歳児が大泣きで帰ってきました。保育園で友達を押してしまったり、玩具の取り合いで負けまいと叩いてしまったようです。先生から報告を受けたお母さんが(娘)ずーっと、しつこく怒り、なかなか許しません。孫は泣いて泣いて涙が枯れそう。もう少し話を聞いてあげればいいのに。小さいながらも理由があったかもしれないのに。と思いつつあまり口を挟んでも、と思い見守っていました。友達と沢山遊ぶようになったからトラブルが多くなってきたとも考えられるな。こんな経験があって、間に入る先生や大人が良し悪しを伝えていって、相手の事も考えられるようになる。大きくなるって言うことはこんな毎日の人との関わりの繰り返しから少しずつ心が成長していくのかな?と改めて感じたできごとでした。
先週の土曜日は“たのしいつどい”に沢山の親子、祖父母の皆様が集まってくださり、本当にありがとうございました。
今年からバスの停車場所や駐車場の問題から親子遠足がなくなりました。「親子のふれあいあそびの機会がなくなってしまい残念です」というご意見が聞かれ、楽しい集いで是非、ふれあいを取り入れましょう。という事で今回のテーマにしました。
わくわく保育を始めて6年目、子ども達がおもしろいと感じ夢中になってあそぶ為には、私たち大人が楽しまなくっちゃ!!を土台に子どもの興味関心を見逃さずに環境を整える。子どもの“?”に一緒に調べる、考える。その子が“ちょっと頑張ればそこに届きそう”を知り一緒に挑戦してみる。やらされるのではなく“やってみたい!”“しりたい!”が子どもの中にどんどん取り込んでいく。と6年間で実感しています。それにしてもたのしいつどいのふれあいあそびの時の子ども達の表情は本当に活き活きと輝いていました。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの事がだーいすき。が伝わってきました。私たちがどう頑張ってもかないません。たのしいつどいのあそびはどうか家でもやってあげてください。楽しいを共有する事で幸せホルモン“オキシトシン”を親子共に沢山分泌できるのではないでしょうか。