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おおきくなったね

 園長  勝又 みさ子
 3月に入りました。木々の新芽が春の訪れを知らせてくれています。暖かさを感じながら春を探しに散歩を楽しんだり、園庭では鬼ごっこやドッチボール、サッカー等、仲間とのあそびの楽しさを満喫する月になる事でしょう。3月11日には子どもたちは“大きくなったね”を意識して遠足に出かけます。(予定です)
乳児は近くの公園や和口の公会堂や南御厨交流センター等でゆっくりあそび、家族に作ってもらった愛情のこもったお弁当を園で頂きます。きっと朝からお弁当を楽しみに待つのではないでしょうか。
幼児は例年ですと異年齢活動が主になり、3歳から5歳が一緒に同じ場所で異年齢グループであそんでお弁当を食べて“一年間一緒にたのしかったね”のお別れ遠足でしたがコロナ禍の一年、歳児での活動を強いられ異年齢の活動がほとんどできませんでした。その為、今年は歳児での遠足になります。密を避けるため、場所も歳児ごとに変え“大きくなったね”という距離を頑張って歩き、楽しい遠足になる事と思います。
“おおきくなったね”は心の成長も然り。
保育室から~
0歳児の子どもは泣けることが無くなり、好きな友達と楽しそうにあそんでいます。職員が「○○ちゃんいないねえ」というと探しに出かけ「いたー!」と手を引いてきてくれます。
1歳児の子どもはお友達が転んでしまうと「だいじょうぶ?」と声をかけ“いいこ、いいこ”と頭をなでてくれます。
2歳児の子どもはお腹に赤ちゃんがいる保育者に「さむいね。あかちゃんもさむいかなあ、おへやにいっしょにはいろう」と手を引いてくれました。
幼児クラスの子どもは友達と喧嘩をしても「ぼくもここがわるかった」と気持ちを収めることが出来るようになりました。
人との関りによってこんなにも成長をみせてくれます。自分の事だけでなく自分以外の人の事を思いやる、心の成長ですね。

保護者会より「美化活動を希望者のみでも行っては如何でしょう」と声をかけていただき、先日、外を中心に美化活動を行いました。手を動かしながら、距離をとりつつ、近くで作業をしていた方と、家庭での子どもの様子を交えながらお話を楽しみました。「コロナで中々こうしてお話しする機会が無くなってしまったので今日、参加しました」とおっしゃるお母様の言葉に行事や懇談会等が中止、縮小になってしまった申し訳なさと次年度こそ工夫しながら、密にならない環境を作りながらお顔が見えて、ディスカッションができる方法を模索し、保護者同士の交流の場を設けていかなくては、と切に感じました。
~お礼~
 保護者会よりホールのピアノを買っていただきました。部分的に音が出なかったり鍵盤の調子が悪かったため、お願いしました。これできれいな音色で歌が歌えます。ありがとうございました。