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こんな時だからこそ・・

園長 勝又みさ子

昨年までですと卒園・進級を前にお別れ会、お別れ遠足等の大きな行事をはじめ、皆と一緒の日々をゆっくりと思い出しながら過ごしていました。しかしながら、今年は新型コロナウイルス対策により、一つ一つの行事、活動の有無を考えながらの慌しい月になってしまいました。日々刻々と変わる情報を確認しながら、国や県、磐田市の動向に準じて決定を余儀なくされる事となっていきます。特にひまわり組の子どもや保護者の方には申し訳ない判断もしていかなくてはいけない事に心を痛めます。しかし命を守ることが第一。辛抱の月になりそうです。
安全を考慮しながらこれならできる、というものについては計画を練り直しながら子ども達が、思う存分楽しむことができるように、思い出の1ページに残るような活動にしていきたいと考えています。

今回の感染症から「日常の生活リズムや食事をしっかり取り免疫力を高めましょう。」という声掛けが良く聞かれます。併せて日頃からの体力づくりが非日常の出来事に対し強みとなる事を改めて感じています。お出かけ=家族の関わりになっているようにも感じていましたが、家族で外出なしでどう過ごすか、ピンチをチャンスに変えるための知恵が必要となります。これは近年の猛暑による熱中症やその他の感染症に罹患しない為にも大切なことだと考えます。

~2月に行われたレストランごっこについて~
レストランごっこは年長組が中心になって計画を練ります。
①グループごとに何のお店を開こうか、話し合って決める。その際には一年間、管理栄養士による“食育講座”で学んだ4つの色を意識して食べ物を決める。
②材料を考える。
 *広告を広げて家族も一緒に考えてくれました。微笑ましい。
③買い物に行く。アピタまでバスに乗っていく。グループごとに買い物メモを見ながら買う。
 *これがいいよ。こっちの方がたくさん入っているよ。おいしい材料はどれかな?
 *園からおやつ代を貰い、グループで話し合って購入。おいしいね。帰りは歩き。頑張りました。「園長先生の分、どうぞ」とおやつのお土産をくれました。“なんと優しい!!”自分だけでなく人のことを考える。心の成長です。
④食券を販売する。
 *3歳児はひとつ100円、4、5歳児は500円を貰い、メニュー表のお金の通り購入しました。あれも食べたいけどこれもいいな。沢山悩み、自分で決定。
⑤当日、コックさんになり、作る。売る。
 *包丁で野菜を切る。鍋でぐつぐつ煮る。餃子を包む。クリームをぬる。苺を洗い切る。などなど。朝から大忙し。
*いらっしゃい。ありがとうございます。言葉のやり取り。これが大事。
○園での学びの集大成。いろいろな要素が詰まっている活動です。これからも目的・ねらいをしっかり持ち、おもしろく活動しながら習得する。を続けていきたいと考えます。今年度も保護者の皆様のご協力に感謝します。ありがとうございました。