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“あやまる”ということ

園長 勝又みさ子

長かった梅雨も開け、ようやく夏のあそびが満喫できそうです。こども園の幼稚園枠の子ども達は一足先に夏休みに入っています。保育園枠の子ども達は保護者のお休みに合わせ、1週間ほどのお休みが取れることと思います。水の事故や熱中症等にならないように気をつけながら、親子で楽しい時間を共有し、お土産話をたくさん聞けることを願っています。
最近、吉本興業の話題をよく耳にします。芸人のお二人が涙を流しながら謝罪をしている会見を見て、嘘をついてしまったという自分の過ちを悔い、心から謝罪をしているように見えました。(本当の事は分かりませんが)このような事柄はもしかしたら大なり小なり、自分達にもある事かもしれません。
例えば、この位なら黙っておけばいい。が、あの時にしっかり伝えておけば良かった、もしかしたらこんな問題は起こらなかったかもしれない、等、自身を振り返る事があるのではないでしょうか。
大切なのはそのことに気付き、うやむやにしないで(逃げないで)自分の言葉でしっかり謝ることができるか、その勇気が自分自身を変えることに繋がるのではないでしょうか。
こども園の中では日々、喧嘩、友だちの物を隠す、人の嫌がる言葉を言う、等、色々な出来事が起こります。 
大人の役割として“謝らせる”ことが先にあるのではなく、
“どうしてこんなことがおこったのかなあ”・・その子の行動をふりかえらせる
“相手はどんな気持ちかなあ”・・相手の気持ちを想像させてみる
その子の行動を振り返り、気付きに結びつけることがその子の心の成長に繋がるのでは、言葉だけの“ごめんね”ではなく、心から“謝る”ことができるよう、子ども達と丁寧に向き合っていきたいと考えます。