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ホーム  > 園長コラム  > ~ご入園 ご進級 おめでとうございます~

~ご入園 ご進級 おめでとうございます~

園長 岡田 尚久

少しずつ暖かくなり、桜のつぼみもやさしいピンク色になってきました。桜の開花が待ち遠しいですね。
 この4月より、勝又みさ子園長の後任として浜松市にあります聖隷浜松病院ひばり保育園より異動してまいりました、岡田尚久と申します。不慣れなことも多くご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
年度末は保護者の皆様のご協力で、新年度準備や職員研修をすすめることができました。
心から感謝申し上げます。私どもこうのとり東では職員研修で“今、大切にしたい育ち~異年齢保育を活かす~”というテーマで学びを深めました。今から25年前に深刻な少子化という社会背景により、異年齢保育という保育の方法が取り入れられるようになりました。そして、こうのとり東でも約20年前より異年齢での保育に取り組み始めました。ひとつ屋根の下に家族がいるように0歳から6歳までの兄弟のような関わりの中にお互いを知り、認め合い、関わることで乳幼児期に大切な根の部分が育っていくことを願っての始まりでした。
何年にもわたり異年齢保育を実践してまいりましたが、再度立ち止まり、異年齢保育の中で子どもの何が育つのか、どのような環境の中での保育・教育が望ましいのか、職員はどのような関わりが求められるのか等をディスカッションしていきました。その中で「子どもの何が育つのか?」という設問では、『人と関わる力(コミュニケーション力)・思いやりの気持ち・責任感・倫理観・語彙力・自己肯定感等』まだまだたくさんの事柄があげられました。
私はその職員の言葉を聴いていて、聖隷こども園・保育園で実践しているキリスト教保育で大切にしている事、又、幼保連携型認定こども園・保育要領の改正に伴いつくられた“幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿”というものがありますが、どちらにしても異年齢保育を実践していく中で得られるものが含まれていることに気が付きました。今まで大切にしてきた異年齢保育。いますぐ結果がみられるものではありませんが、必ず子どもたちの未来へとつながっていくことと思います。
今年度は新入園児25名を迎え、全園児192名でスタートしました。新しく入園された方はもちろん、在園されている方も期待や不安等、いろいろな心もちで新しい生活をスタートされたと思います。子どもたちが1日も早く安心して生活できるよう、そして保護者の皆様が安心してお子様を預けられるように職員一同努めてまいります。今年度1年間、どうぞよろしくお願いいたします。