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クリスマスって?

園長  勝又 みさ子
 段々と朝晩の冷え込みが身に染みるようになってきました。その影響もあってか、急な発熱でお休みや早退をする園児が増えてきました。衣服の調節をしながら外での体力づくりや食事での栄養、十分な睡眠を取りながら、病気を引き付けないよう身体づくりも大切です。11月末に静岡理工科大学の富田教授と学生さんによるACP(アクティブ・チャイルド・プログラム)の体力テストが行われました。子どもたちの様子を見ながら体幹の弱さがみられる子が多く、教育・保育の課題であることを感じました。聖隷の看護部会でも手をつけない、口元(歯)をぶつける等の事故が多く報告されています。幼児期にいかに楽しく夢中になって人と(友達・職員・家族)関わりながら体を動かしているか。遊びながらバランスや素早い身のこなしが身につくようになることを目標に意識した関りを持っていくことの必要性を改めて感じました。体力の落ちやすいコロナ禍の今だからこそ大人からの“仕掛け”が大切ですね。
 12月はクリスマスの月です。保護者会よりたくさんのクリスマスのお花を頂き、各お部屋やホール等が華やいでいます。ありがとうございました。また、玄関は恒例のクリスマスバージョンの寄せ植えたちが揃いました。
退職された職員も一緒に子どもたちの喜ぶ姿を思い描きながら楽しく加わってくださいました。園児や保護者の方々の心を癒してもらえたら嬉しいです。
 さて、クリスマスはどんな日でしょうか?乳児は職員が整える環境に触れる、お話や讃美歌を聴くことで歳児なりに感じ取れているのではと思います。子どもの様子がドキュメンテーションで掲示してありますのでご覧ください。幼児はクラスの子どもたちと一緒に考えます。一人一人が神様から愛されていることを知り、周りの人たちの事も考えてみる。苦しんでいる人、困っている人もいる。何ができるのだろう?自分たちができることは何だろう?どうして神様はイエス様をプレゼントしてくれたのだろうか?何故、羊飼いに最初にイエス様のお誕生を知らせたんだろう?などなど、礼拝、讃美歌や生誕劇を通して考える場面があり、保護者に見てもらうことでクリスマスの意味を共有できる。日常生活の中に職員と共に考える機会が沢山あり、世界中の皆が、家族皆が、うれしいクリスマスを迎えられる事を祈る月にしていきたいと思っています。
 今年度のクリスマス祝会は乳児クラスはクラスで礼拝を守り、人形劇等でお話をしていきます。3歳児もクラスでごっこあそびや歌を歌いながら楽しくクリスマスを迎えます。4,5歳児は二つのグループに分かれての生誕劇を楽しんでいき、これは保護者の方に見ていただく計画を立てています。
本来なら全園児と全保護者が一緒にクリスマスをお祝いしたいところですが、今年度はこのように計画しております。ご理解とご協力をお願いいたします。