9月の聖句

求めなさい。そうすれば、与えられる

マタイによる福音書7章7節
中遠教会 兵藤辰也

保護者の皆さんは子どもたちからの様々な「求め」に毎日接しておられるでしょう。
食べ物、着る物、眠ることなどから始まって、遊んでほしい、抱っこして欲しい、見ていて欲しいなど随分たくさんの「求め」があります。そう思と子育ては楽なものではないことを改めて思います。とは言え、「求め」は求めることの出来る相手がいないと湧いてこないものです。相手を信じるからこそ、「求め」を投げかけられるものではないでしょうか。子どもたちの「求め」は皆さんを頼りにしているからこそのものです。
子どもたちの「求め」に応えていくことは苦労する時もありますが、保護者の皆さんが親として信頼に値する人だと子どもたちから認めてもらえるならば、親子の関係はより確かで、やりがいのあるものになっていくでしょう。「求め」が「与えられる」ことで満たされるは見えるところだけでなく、見えない所でも子もたちを支える力になるからです。
イエス様は神様と私たちとの間柄もまたそのようなものだと教えていて下さいます。