子どもたちの発想におもわず・・


秋の風が心地よく感じる今日この頃です。先日は“おひさまといっしょにGO!GO!”に多くのご家族に参加していただきありがとうございました。今年のテーマ、“ケロリンピック”は、ひまわり組のお泊まり保育から物語がスタートしました。それはそれは見事なあずまヒキガエルとの出会い(カエルの王様でした)と別れがあり、子ども達の心に残った出来事でしたので、手紙の絵地図が掛川のならここの里(井尻)である事にすぐに気づき3歳児、4歳児の友達に懸命に教えている姿がありました。そんなこんなで子どもたちの創造力がフルに引き出されながらお話が展開され、当日を楽しみに待てた子ども達でした。乳児の子ども達も同じで、カエルの声や足跡を聞いたり見たりする中で盛り上がり、園全体がカエルモードになり日常の保育が充実していたように思います。
アンケートでも沢山のご意見を頂きました。園で子ども達とどのようなあそびの展開があるのか、箇所箇所に掲示したり“GO!GO!だより”でお知らせしてきましたが、興味を持って見守ってくださったお宅が多かった事が窺(うかが)えとても嬉しく思います。保育園と家庭が共に楽しく当日を待つことができたのではないでしょうか。又、役員さんや地域の方々の数々のご協力に感謝しております。ありがとうございました。カエルのもりぞうとの交流はまだ続きそうです。

 先日、園庭の桜の木にトカゲが刺さっていました。実はカエルが刺さっていたことは今までも何度かあったのですがトカゲは初めてです。子ども達に見せてみました。
保育士“どうしてあんなところにトカゲがささってしまったのかなあ”
Aくん“木に登っている時に滑ってしまって刺さっちゃったんじゃない?” *何ともかわいい発想ですね。
Bくん“鳥が餌をかくしたんだよ” *生物学者になれそう・・
“モズのはやにえ”というようです。本能で餌をさす。餌を食べようとして刺すが他の天敵に襲われそうになりそのままにしてしまう。餌を保存しておく。等、いろいろな説があるようですが、自然界は不思議がいっぱいですね。少々残酷な場面にも遭遇しながら命を繋ぐためのいとなみを知る事でより命を考える機会になればと考えます。
今年度のテーマ、見たい、知りたい、やってみたい!!いろいろな不思議が溢れています。子どもの発想に心ときめかせながら保育を展開していきたいと考えています。