子どもに寄り添う

先日の“おひさまといっしょにGOGO!!”はあいにくの雨の中、たくさんのご参加があり、子どもたちも一層、張り切っていました。ありがとうございました。保護者の方もあそびの展開を子どもと一緒になってわくわくしながら当日を待ってくださっている様子がお便り等で伺えました。人数に対して会場の広さが確保できなかった事を教訓に、次年度の計画をしていきたいと思います。ご不便をおかけしましたこと、お詫びいたします。譲り合っての見学もありがとうございました。田んぼ活動はまだ続いています。次の行事、バザーにも繋げていきたいと考えています。お楽しみに!

 先日、職員会議で“おひさまといっしょにGOGO! の振り返りから “丁寧に一人ひとりを観るってどういう事?”と職員間で考えあいました。この子が何を感じているのか察知して共感したい、この子の成長発達を掴んで援助したり励ましたりしたい・・いろいろな想いが出されました。私はまず出会えたことに喜びを感じながら、一人ひとりの人格を尊重し、意思の疎通をしていきたい。このことを意識して日常の生活やあそびの中で丁寧に関わる事が、その子の今の育ちの保障と未来の人格が形成されると考えます。*例えば0歳児の子でも「おやつにしようか?手を洗いましょうね。」と声をかけ、意思を確認した上で抱き上げる、幼児クラスでは喧嘩や困った行動をしてしまった子には頭ごなしで叱るのではなく理由を聴いた上で、どうすればいいのかなあ、といっしょに考えたり、こうすれば良かったねと提案をするなど、その子が振り返ることができる声掛けをしていく等。

 先日、講演会(立正大学社会福祉学部:大竹智氏・・乳児院・児童自立支援施設勤務を経て)にて“子どもの育ちに大切な事は寄り添う大人の存在である”というお話を伺いました。上記の事と繋がっています。
育ちの中で自分を認めてもらっていない子は、「どうせ自分なんて・・・」と思ってしまう。自分は要らないものと感じてしまう。         
『この世の中でもっとも悲しいことはそこに存在しながらも誰からも関われないこと』
愛の反対語は無関心。(マザーテレサ)
子どもと関わる大人は子どもに寄り添う存在でなければいけませんね。
 とはいうものの、自分も含め保育者もまだまだ未熟です。保護者の方々にご心配をおかけすることが多々あるかと思います。その際はどうぞお声をかけてください。