どろんこあそび

スズメ、ツバメ、しらさぎ、鴨・・多くの鳥たちが田んぼの中の餌をついばんでいます。家作りと子育てに大忙しの様子です。季節の風物詩です
 先日、保護者の皆様と地域の方々のお陰で田植えを行うことができました。今回も国府台にありますこうのとり保育園の年長と共に貴重な体験になりました。これから又、稲の生長を見ながらおいしいお米の収穫を楽しみに待ちたいと思います。
 今年は田植え前にどろんこあそびを計画。小さな子は見学。田んぼに入ったのは年長、年中でした。最初はそっと足を入れながら大丈夫かな?と確かめていましたが職員のダイナミックなあそび方に引き込まれ、掲示したドキュメンテーションのように、全身泥んこパックのステキな出で立ちになりました。砂と違い泥の感触は滑らかで肌触りが良く、思ったより気持ちが良かったですよ。泥んこ競争では、足がはまる場所があり、体力を消費しこれも良い運動に繋がったようです。(職員は筋肉痛に・・)
子どもたちは無我夢中で友達と楽しさを共有。泥んこをぶつけ合い相手の汚れた姿を見て大笑い。給食の時間には「すっごいたのしかったね。またやりたいね」と話が盛り上がっていました。
 さてこの泥んこあそび。
・泥んこには雑菌がいます。触れることで抵抗力を養うことができます。丈夫な体がつくれます。
 (きれいに石鹸でごしごしタイムを設けましたのでご心配なく)
・泥や砂を触ることで五感をいっぱい刺激してくれます。
・セロトニンというリラックスホルモンが分泌されストレスから開放され情緒が安定します。
・仲間とやるから楽しい、コミュニケーション力と社会性が身につきます。
等等、心も体も育ててくれます。
なんといっても“全身でこんなにも無我夢中であそんだ経験”は絶対に忘れないですよね。と職員と話しました。これを良い機会とし、日常のあそびの中でも子どもたちが自らダイナミックな砂、泥あそびができる環境を考えていきたいと改めて感じました。保護者の皆様のご理解とご協力に感謝しています。