１１月聖句

日本キリスト教団　中遠教会　
　兵藤辰也牧師
　人が集まるところにはなにかしらの中心になるもの、核になるものが必要です。つまり「何のために」ということが意識されると「一番大切で、中心になるもの」が何であるかはおのずと明らかになるものです。保護者の皆さんのそれぞれの家族もまた人が集まっているものですから、そこには中心になるものがあるはずです。
　「何のために家族はあるのか」それは家族がお互いに受け入れ、受け入れられたりしながら、一緒に喜んだり、悲しんだりするためです。つまり共通の体験をして、色々な気持ちを現わしつつ、自分以外の人から受け入れられ、他の人を受け入れながら、生きるためです。こうすることで家族は家族らしくなっていきます。「私の名」とは私たちに愛を与えて下さるイエス・キリストの名前なのです。