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11月聖句

「私はまことのぶどうの木、私の父は農夫である。」ヨハネ15章1節


日本キリスト教団 中遠教会 
兵藤辰也牧師

 ぶどうの木とその枝に実をつけている様子を皆さん見たことがあるでしょうか。ぶどうの木が実を結ぶために農夫は世話をします。そこでの世話の仕方は決まったことを決まったようにやる、というものとは違うように思います。農夫はぶどうの木の様子をよく見て、その時々に応じて何をしたらよいかを判断して必要なことをやっていきます。この点から言えば、ぶどうの木を育てるのが上手な農夫はぶどうの木をよく見て、ぶどうの木の様子を正確につかむことの出来る人と言ってよいでしょう。 子育てにもこれに似通ったところがあるように思います。子どもの様子をよく見ると何を、どうしたらよいかが分かってきます。ずっと見続けている必要はありません。たとえ時間が短くても、子どもの心と体の様子を知りたい、と思って見ることが上手な子育ての始まりなのかもしれません。