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6月の聖句

「野原の花がどのように育つかを考えてみなさい」ルカ12章27節


日本キリスト教団 中遠教会 
兵藤辰也牧師


 今年は随分早く梅雨の時期に入りました。身の回りの草花を見ると春先に元気だったものと入れ替わるように今はアジサイが育ってきて花を咲かせています。
 私が住んでいる教会の隣には国分寺公園があります。そこでもあちこちにアジサイの花が見られます。特に誰かがお世話をしているわけでもありません。でも毎年必ず梅雨の時期になるとちゃんと花を咲かせています。アジサイには申し訳ないのですが、私がアジサイを見るのは梅雨の時期だけで、それ以外ははっきり言って見向きもしません。でも、ダメになったりせず、育っています。どうやって育っているのだろうと、改めて思わされます。
 子どもたちは身の回りで見られる生き物や植物に目をやったり、手で触れたりしています。そういう時はきっと「これなんだろう」とか「葉っぱは、触るとこんな感じがするんだ」とか色々なことを思っているのではないでしょうか。そんな子どもたちの姿が見える時には保護者の皆さんにも一緒に「なんだろうね」「どうしてかな」「なんでかな」と考えて下さるとよいと思います。子どもたちと心が通じ合うからです。