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新たな一日の始まり

園長 平野春江

 2020年度の教育・保育の歩みが始まりました。お子様のご入園ご進級おめでとうございます。25名の新入園児を新たに迎え、入園進級式が無事に執り行われました。164名(4月1日現在)のお子様及び保護者の皆様どうぞよろしくお願い致します。新入園児のお子様もそして在園児のお子様にとってもこの日を境に昨日とは違う今日が始まります。新しい環境に、始めは戸惑い不安を覚えることもあるかもしれません。小さな身体で毎日を精一杯過ごすことと思います。その疲れが様々な形で表れることもあるかもしれません。神様から託されておりますこの世への一番の宝物でありますお子様を、そして御家庭において愛しみ御育てになられているお子様を職員一同心を込めて教育・保育を行ってまいりたいと思います。どうぞ、ご家庭におかれましてもお子様の心の変化(登園時に泣けてしまう・出来ていたことが退行してしまう・いつも以上の甘え・夜寝つきが悪い・夜中に起きてしまう等々)を受容しつつ、いつも以上に親子のスキンシップの時間を作って頂きたいと思います。「よく頑張っているね」と抱きしめたり、お膝に入れて絵本を読んであげたり、お風呂の中でゆっくりと肌と肌の触れ合いを楽しんだり、お風呂上がりに髪の毛を乾かしながら親子の会話を楽しんだり、お子様が靴を履く時にゆっくりと待ってあげたり…。どの行為もどの時間も一日(24時間)の中のほんの僅かな時間(5分以内ぐらい)で出来ることです。保護者の皆様も新たな生活が始まり、仕事に家事に子育てに奮闘することと思いますが、どうぞしばらくは、より一層親子の触れ合いの時間を心掛けて頂きたいと思います。お子様のことで何かご心配な事等がございましたら、どんな些細なことでも結構ですので職員にお声掛け下さい。2020年度もお子様の御成長を保護者の皆様と共に見守ってまいりたいと思います。そして、在園児の保護者の皆様方には、年度末特別保育期間に家庭保育のご協力を賜り感謝申し上げます。多くの皆様に御協力頂き、新年度の準備及び計画・職員の学びの時が与えられました。職員の学びの中で『学び~聖隷こども園こうのとり豊田の教育・保育理念の理解を深める~』というテーマで話し合いました。こども園という集団生活においてお子様一人ひとりが愛されているという実感が得られるためには、毎日必ず繰り返される生活(食事・排せつ・着替え・睡眠等)や遊びにおいて、保育者の温かな関り、温かな声掛け、丁寧な援助等の積み重ねであると認識しております。それらの行為が行われるための教育・保育の方法等を考え合いました。保育者自身もねがいや計画を頭に描きながらも、実際に目の前の子どもと向き合う時、上手くいかなかったり、思うような結果が得られない時も多々ございます。そのような時には、常に『子どもから学ぶ』姿勢を忘れず、真摯に向きあってまいりたいと思います。1年間よろしくお願い致します。
【聖隷こども園こうのとり豊田 教育・保育理念】
・愛されて愛する心を知り、お互いが大切な存在であることを知る。
・一人ひとりの違いに気付きお互いを認め合いながら共に主体的に生活する。
・自己発揮できる環境の中で創造性を育てる。
・在園、地域の子育て家庭が心豊かな環境で子育てできるように支援する。