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1月の聖句

イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」
(ヨハネによる福音書 3章3節)


宝塚栄光教会牧師 岩間洋
新年おめでとうございます。この年も皆様の上に神様の恵みが豊かにありますようお祈り申し上げます。

イエス様のところに、夜、ニコデモという老人が訪ねてきました。彼はユダヤ人の指導的立場にあったパリサイ人で、律法に精通した教師で、人々から人望を集めていた立派な人でした。ところが、彼はイエス様からこう言われました。「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない」と。言葉を換えれば、“あなたは新たに生まれていないから、そのままでは天国には行けませんよ”となります。彼は驚き、戸惑いました。知識も経験も豊かで、人望もあり、人格者でもあったニコデモほどの人が、イエス様から“そのままでは天国に行けない”と明言されてしまったのです。
新たに生まれるとはどういうことでしょうか。まさか、母親の胎内に戻って生まれ直すということではないでしょう。新たに生まれるのは、体のことではなく、人間の存在の中心ともいうべき魂のことです。どんなに立派な人であっても、魂の新生を経なければ、神様のことはわからないのです。では、何によって魂の新生を得ることができるのでしょうか。イエス様を信じることによってです。神様のみ言葉を聞き、み言葉に従って、イエス・キリストが自分の罪のために十字架にかかられ、復活されたことを信じることによって、その人は内側が新しく生まれた人になります。神様がご覧になるのは、外側ではなく内側です。