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3月の聖句

わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。
(ヨハネ10章11節)


良い羊飼い

                                        宝塚栄光教会牧師 岩間 洋

キリスト教の暦では、今、レント(受難節)というシーズンに入っています。イエス・キリストが十字架の苦しみを受けてくださったことを深く思う期間です。キリストはある時、上記のみ言葉を弟子たちに語られました。キリストはご自分を羊飼いに例えられました。羊飼いは、羊の群れを養い、正しく導き、敵から守る責任があります。オオカミや羊泥棒がやって来ると、羊飼いは命がけで群れを守ります。
私たちは羊のように弱い存在です。その弱さは、肉体的・精神的なものと言うより、霊的なもの、つまり内心の罪から来る弱さです。天地を創造されたまことの神を知らないということが起因する内心の罪は、私たちの魂を弱め、むしばみ、ついには滅びに至らせます。
 そのような罪びとの私たちのために、キリストは十字架にかかってくださいました。良い羊飼いが羊のために命を捨てるように、キリストは、私たちの身代わりとして十字架で血を流して死んでくださいました。このキリストを信じることによって、私たちは罪と滅びから救い出されます。このレントの時、心静かにキリストの受難に思いを馳せたいと思います。