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11月の聖句

「遠くから、主はわたしに現れた。わたしは、とこしえの愛をもってあなたを愛し、変わることなく慈しみを注ぐ。」(エレミヤ書31章3節)


とこしえの愛

宝塚栄光教会牧師 岩間 洋
 聖書の神は愛の神です。私たちを呪ったり、祟ったりする神ではなく、私たちをどこまでも愛してくださる神です。私たち人間にも愛はあります。親はわが子を愛し、夫婦は互いに愛し合います。しかし、人間の愛と神の愛には、大きな開きがあります。第一に、人間の愛は“ここまで”という限界があり、また“…だから愛する”というように条件がつきますが、神の愛には限界も条件もつきません。第二に、人間の愛は、相手の気持ちが自分に向かっている時だけ働きますが、神の愛は、私たちが心を神に向けない時から注がれており、またこれからも注がれ続けていきます。神の愛はとこしえの愛です。そのとこしえの愛が如実に現れたのが、キリストの十字架でした。罪のない神の子キリストは、私たちの罪のために、身代わりに十字架について死んでくださいました。神が私たちを愛してくださり、私たちを罪と滅びから救うために、そうされたのです。このとこしえの愛をいただいた時、私たちのうちにも真の愛が芽生えます。相手をどこまでも愛する本当の愛をもって生きる者になるのです。