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5月の聖句

「どのようなときも、わたしは主をたたえ わたしの口は絶えることなく賛美を歌う。」(詩編34編2節)


賛美が絶えない歩み

宝塚栄光教会牧師 岩間 洋
 詩編34編は、イスラエルの王となったダビデの歌です。彼は勇敢で、敵であったペリシテ人の巨人ゴリヤテを一撃のもとに倒し、名を上げました。ところがそれがきっかけで、先の王サウルから妬まれ、逃げなければならなくなりました。サウルの執拗な追撃から逃れようと、彼は宿敵ペリシテの王の前まで落ち延びました。前にはペリシテ、後ろからはサウル。追い詰められたダビデは、わざと気が違ったふりをして、危機を脱しました。そのような緊迫した状況の中で歌ったのが、この詩編です。彼は、「どのようなときも、わたしは主をたたえ…」と、およそ賛美など出てこない状況で、心の底から主をほめたたえたのです。
 ダビデはなぜそうすることができたのでしょうか。それは、真実な神様を知っていたからです。いつも豊かな恵みをもって導いてくださる主を知っており、その主に信頼していましたから、最悪と思える状態でも、主を賛美する」ことができたのです。私たちも、常に賛美が口にある生き方ができたら素晴らしいですね。困難や試練がやって来ても、真実を尽くしてくださる主に信頼して、主をほめたたえていきましょう。