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7月の聖句

「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。」(マタイによる福音書6章33節)


神の国と神の義を

宝塚栄光教会牧師 岩間 洋
 イエス様が山上の説教の中で語られた言葉です。この言葉を語られる前に、イエス様は、“空の鳥を見よ”“野の花を見よ”と言われました。空を飛ぶ小さな鳥は、食べ物があるかどうかを心配しないし、野に咲く花も、どうしたらきれいに咲けるかを心配しない。それなら鳥や花よりもっと価値があるとみなしてくださる私たちの必要なものを、神様は与えてくださらないはずがない、とイエス様は言われるのです。だから「何よりもまず…」と言われるのです。「神の国と神の義」とは、平たく言えば神の救いです。金銭や地位や名誉があっても、また健康であっても、神の救いを知らないままでは、魂の喜びも平安もありません。私たちが求めるべきものは、イエス様の十字架を信じて罪が赦され、神の救いの中に入れられて、魂が喜びと平安で満たされることです。これを第一に求め、確かに得たなら、後の生活上の必要なものはみな加えて与えられます。真に求めるべきものは何かを、よく考えたいですね。