グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム  > 今月の聖句  > 2月の聖句

2月の聖句

「ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください、わたしが清くなるように。わたしを洗ってください、雪よりも白くなるように。」 (詩編51編7節)


雪よりも白くなるように

宝塚栄光教会牧師 岩間 洋
 最近このあたりでは、積雪をあまり見ることがなくなりましたが、たまに雪化粧を見ると感動します。雪は白いです。しかし、その雪よりももっと白いものがあります。それは、神様によって罪が赦された心です。上掲の聖書の言葉は、イスラエルの王ダビデが歌った詩です。彼は神に喜ばれた偉大な王でしたが、一度だけ大罪を犯しました。自分に忠実であった部下の妻を横取りし、さらにその部下をわざと戦死させるという、姦淫と殺人の罪です。彼ははじめ、罪の意識がありませんでしたが、神から派遣された預言者から罪を指摘され、即座に罪を認め、神の前に砕かれた心で悔い改めました。その時に歌ったのが詩編51編です。
 ヒソプの枝とは、祭司が犠牲の血を浸して罪を犯した人に振りかけるのに使われた植物です。これはキリストの十字架の血を表わしています。私たちの罪が取り除かれるのに必要なものは、キリストの十字架の血を信じる信仰です。私たちも、自分が神の前に罪びとであることを認め、心砕かれて悔い改め、十字架の血を信じましょう。そうすれば、私たちの心は雪よりも白くなります。