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2月の聖句

見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。 
(ヨハネの黙示録 3章20節)


戸をたたかれるイエスさま

宝塚栄光教会牧師 岩間洋
ウイリアム・ホルマン・ハントという19世紀のイギリスの画家が描いた絵に、「世の光」という絵があります。戸をたたくイエス・キリストが描かれています。頭にはいばらの冠をかぶり、左手にはカンテラ(携帯用の石油ランプ)を下げ、右手で家のドアをノックしている絵です。その戸には、ノブが外に付いていません。ですから、中の人が戸を開けなければ、キリストは中に入れないのです。
キリストは私たちの心の戸をたたいておられます。私たちが意志をもって心の戸を開けなければ、キリストは私たちの心に中に入ることがおできになりません。私たちが戸を開ければ、キリストはいつでも心に入ってくださいます。「共に食事をする」とは、楽しい交わりを持つということです。私たちのうちに入ってくださるキリストは、私たちと豊かで楽しい交わりを持ってくださいます。
私たちが困難に遭遇し、戸惑ったり悩んだりするとき、キリストが進むべき正しい道を示したり、安らぎを与えたりしてくださいます。キリストとの交わりは、私たちに豊かな生き方へと導いてくれます。心の戸をたたき続けられるキリストを、お迎えください。