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「あゆみ」

梅の花が咲き始めた今日この頃、卒園と新年度に向けての節目の時期を迎えました。忙しい時期だからこそ、子どもと共に心を静かにもって過ごしたいと思っています。たくさんの経験を積み重ねることができたことに感謝をしつつ、ひとつひとつの事柄を痛みや喜びをもって思い出し、次年度に向かっていきたいと思います。
先月の懇談会は、たくさんのご参加、本当にありがとうございました。保護者の皆さんから頂いたひと言ひと言に子どもの成長への思いもたくさん感じ、私たち保育者もうれしく思いました。子どもは、本当に宝です。約1年前のことを振り返れば、どの子も大きく成長したことでしょう。「自分で!」「やりたい!」の意欲は、人が生きていくためにとても大切なものです。時に大人から見たら、失敗の繰り返しのように見えることがあるかもしれません。でも、うまくいかなかったことを失敗ととらえてしまう子どもは、もしかすると周囲の大人からそれを失敗として学習しているのかもしれません。子どもとの信頼関係が築かれていることが前提ですが、子どもを信じて待つということも心にとめていたいですね。

ひまわり組は、卒園式に向けて、自分達でお別れの言葉を考え、自分が言うべきひと言を覚えることもしています。緊張で言葉がでないこともあるかもしれません。でも「自分で言う」と決めたことはやり遂げ自信につなげてくれることを信じて見守りたいと思います。                
                                               辻田 紀子