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ホーム  > 園長コラム  > 「言葉の返し方」

「言葉の返し方」

 入園、進級してから半年が経ちました。子ども達の園での生活も落ち着き、行動や遊びも広がってきたように思います。15日(土)に行われます「のがみっこひろば」に向け、幼児クラスは、楽しいだけではなく、考えたり、挑戦したり、失敗したりという経験をすることも予想されます。その経験すべてが、また大きな成長や自信につながっていくことを願いつつ当日を迎えたいと思います。
 先日、宝塚市内の小学校1年生を担任されている先生方との研修会に参加してきました。最近の小学生の姿についてお話しがあったり、幼児期に必要なことについての意見交換をしたりしました。参加された学校の先生のお話しの中に、「体幹を鍛える」「やりたい遊びをたくさん経験させてあげて欲しい」という2点が特に印象に残りました。運動の基礎であるからだ作りは、走ったり登ったり跳んだりだけではなく、背筋を伸ばして座ることやぞうきんがけなど生活の中で培っていくこともできるということを、より意識することができました。また、皆と同じことをするという経験も必要なことですが、根底には、どの年齢も遊びを通して「おもしろい」「楽しい」を経験し、「やってみたい」「やってみよう」に繋がっていくと考えています。最近、4・5歳児クラスでは、空き箱やカップなどの廃材で思い思いの製作を作ることを楽しんでいます。頭の中のイメージを追い求めている時の子どもの姿は、本当に集中しています。静と動の動きを楽しんでいきたいと思います。
辻田 紀子