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「共に生きる」

 地球温暖化の影響か年々、猛暑日が多くなっているような気がします。暑さが厳しい毎日ですが、子ども達は夏ならではの遊びをダイナミックに楽しみ、その様子から私たち保育士も元気をもらっています。 
先日の夏祭りもたくさんの方にご参加頂き、ありがとうございました。全クラス「海」を意識した作品で野上の祭りを盛り上げてくれました。保育園・児童館・のがみっこくらぶが一体となり今後も地域に根ざしていけるように職員と共に考えていきたいと思います。
 8月は、「平和」を考える場面がいつも以上に多いように感じます。それと共に、私事ですが「生きる」ということ、「老いていく」という事を考えさせられることがありました。子どもの育ちについて考えたり、悩んだり、学んだりすることをしてきた私にとって、頭では分かっているつもりでしたが、人は必ず老いていくにつれ自分のことが自分でわからなくなったり、出来なくなることが増えるという苦悩やつらさに直面するということを目の当たりにして、どうすることがこの人にとって一番よいのだろうと考えてしまいました。答えは出ない中に今もいますが、心が少しでも穏やかに平和でいられるように願うばかりです。
 これからを生きていく子ども達、すべての人々にとって共に生きる社会がより良いものであるように意識していきたいと思います。
辻田 紀子