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ホーム  > 園長コラム  > 「しなやかで、豊かな心を育てる」

「しなやかで、豊かな心を育てる」

 1年の中で一番寒い2月がやってきましたね。各地でインフルエンザが流行中ですが、園の子どもたちは、今のところ大きな広がりもなく元気に過ごしています。このまま、守られることを願うばかりです。
 さて、非認知能力という言葉をご存じでしょうか?認知能力(知力)は、知識を得たり、記憶をしたり、正しく読み書きをしたりという力ですが、非認知能力は旺盛な好奇心や集中力、自己を抑制する力、あるいは自己肯定感、頑張りどころでは頑張ることができる力、または楽天的であることなど点数では測れないもので『情動をコントロールする能力』のことをいいます。これは、社会性にも関わり、非認知能力がしっかり育っている子どもは、その後社会に出た時に挫折することが少なく、もし何か困難なことが起こっても、自分を大切にして生きていくことができる、そういう大人になっていくのだということが分かってきました。そして、この基礎が大きく育つのは乳幼児期です。子ども達の自発的な活動を通して育っていくことを考えると大人は、子どもの意欲を大事にし子どもの「やりたい」を保障していくことが大切ですね。保育園でも、今まで以上に子どもの意欲を意識し、楽しい環境作りを考えていきたいと思います。

※園庭に小さいですが、築山と泥団子作りができる砂場を工事予定です。自然を生かした遊びの充実を目指したいと思います。                                  辻田 紀子