グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム  > 園長コラム  > 「遊び」

「遊び」

 梅の花も咲き始め、春の訪れを感じられる今日この頃ですね。あっという間の3月で、園としては卒園や年度の締めくくり等で慌ただしい日々を過ごしていますが、この1年の子どもの姿を思い返す時でもあり、忙しい中でもたくさんのエピソードが思い出されます。
 先週の園庭工事では、ご協力ありがとうございました。築山と泥団子ができる砂場が出来上がりました。最近の子どもたちは、整備をされたところを歩くことが多いため、ぬかるみに足を取られやすかったり、滑り落ちそうになったりするところを踏ん張るなど、微妙な身体感覚の体験が必要だと考えています。園庭にこうしたスペースを作ることで、やらされるのではなく自然と身についていくと良いなと思っています。
 また、現在の砂場とは質感の違う砂をさわることで、泥団子作りから様々な遊びへ発展していったり、変化していくことでしょう。既存の遊具でない形のものを組み合わせることで、子ども達の発想や想像力がより広がり遊びが充実していくことを願います。「子どもたちのもっと遊びたい」が「できた」につながり、達成感をもって次にチャレンジしていけるよう見守っていきたいと思います。工事中、高いネットではなく作業も見える形で行って頂いたため、ネットが取れた瞬間を見た4歳児は、「山に行ってもいいの?」「登りたい~」とテラスで嬉しそうに築山を見つめていました。ひまわり組の子どもたちも、少しの期間ですがいっぱい楽しもうね。            辻田 紀子