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「おもしろがって」

 沿道には、ハナミズキが華やかに咲き、澄んだ青空に彩りを与えているようです。
 子ども達は、園庭で虫を探したり砂場で大きな山を作ったりと、それぞれ興味のある遊びを楽しんでいます。先日、ひまわり組の子どもが畑になっているいちごを見つけ、「いちごがなっているよ」と職員を畑に誘いました。いちごが虫に食われているのを見つけ残念そうに「いちご、食べたいなぁ」とひと言。職員が「どうやったら虫に食べられないのかな」と問いかけ一緒に図鑑で虫がつかない方法を探し、実験的に黒のビニールをはって石を中に入れていちごを浮かせたり、チップを敷いてみることにしています。調べて考えた方法がうまくいくとは限りませんが、成功することだけが学びになるというわけではありません。子どもの思い・興味・関心をもとに遊びがもっと面白くなり、やってみたいことが次々と生まれたり、試行錯誤をしたり、他の子どもにも広がったりする姿が見られることを期待しています。それには、大人も一緒になって心から遊びを面白がり、遊びの大切さを実感したり、子どもの言葉に耳を傾けようとしたりする姿勢が大切なのではないでしょうか。                        辻田 紀子