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「伝えていくことの大切さ」

 「暑い」という言葉を口にすることが本当に多くなり、暑さ対策に気を配る必要性をこんなに意識した年は初めてですが、子どもたちのパワーは全開で水遊び、プール遊びを楽しんでいます。水が苦手な子どもも、時に保育士に守られ、励まされながら水の心地よさを感じているように思います。水温に関して子どもが必ずコメントをするクラスがあるのには私も笑ってしまいました。それだけ、自分が体験した感覚の違いを表現できることに感心します。こうした活動の積み重ねによって、個人差はあると思いますが、暑さ寒さを感じ、自ら衣服の調整をすることなどにもつながっているのだと思っています。
 また、この時期、子ども達に伝えていることのひとつにシャワー後などの着替えの時は、「始めにパンツを履くこと」があります。「性」というとまだまだ先のことのように思いますが、水着で隠れるプライベートゾーンを人に見せたり、触らせたりしてはいけないことや、体は大切であることなどを幼児期から意識をしておくことが、思春期の「性教育は自分の身を守る知識を与える」ことの土台となるのではないでしょうか。          辻田 紀子