「クリスマスを楽しみに」

　もうすぐ保育園のクリスマスを迎えます。園の子どもたちは、クリスマスを迎える準備のアドベントの時を過ごしています。アドベントの期間は、イエス・キリストが生まれてくるのを待っていた苦しく貧しい時代に思いをよせながら、イエス様のお誕生の日が来ることを一日一日、喜びを持って過ごしていきます。子どもと保護者の方と共に迎えるクリスマス祝会では、３・４・５歳児クラスがページェント（降誕劇）を行います。日々の遊びの中で、ひとりが讃美歌を歌い出すと劇ごっこの始まりです。自分が興味のある役をたくさん楽しむ中で４・５歳児は自分のやりたい役を心に決めていきます。ひまわり組は話し合いの上、配役を１週間前に決めました。様々な思いや心の動きがあったと思いますが、その経験も成長に繋がると思っています。すべての役が大切であるということを子ども達には伝えてきました。祝会当日、緊張でいつもと様子が違ってしまうことも予想されますが、子どもの力を信じて見守りたいですね。上手にできた、出来なかったではなく子ども達がページェントに取り組む中でクリスマスの本当の意味を知り、笑顔あふれる時間を一緒に過ごせたらと思います。　　　　　　　辻田　紀子