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「心地良い音を」

 ご入園、ご進級おめでとうございます。園庭や駐車場の花壇には色とりどりの花が咲き誇り、子ども達の元気な声と呼応しているようです。野上あゆみ保育園では、29名の子どもたちを迎え108名で新年度をスタートしました。乳児クラスの新しいお友だちは、泣いて笑って自分の気持ちを全身で表現しています。保育者との関係はこれからですが、しっかりと顔を見たり玩具を手にとって遊んだりしながら安心できる場所になっていきます。また、幼児クラスの新しいお友だちは、大きな園庭で体いっぱい動かし、楽しく毎日を過ごしてくれることでしょう。在園児は、ひとつ大きなクラスになったことに自信を持ち、誇らしい姿を見せてくれています。保護者の皆様は、「泣かずに行ってくれるかな」「担任は誰かな」とドキドキされたのではないでしょうか。春の出会いに感謝をしつつ素敵な毎日を過ごしていきたいと思います。
 今年は新型コロナウィルスの影響で、外出への制限が多く子どもも大人も窮屈に感じる日々が続いています。こんな時にはぜひ絵本を親子で楽しんでください。絵本は想像力や感性を豊かにします。子どもと一緒に絵本の世界に入り込み楽しんでみるのも想像するだけでも楽しそうですね。また、読んでもらう心地良さとは何だろうと考えた時、耳から入る音の響きが浮かびました。大人になるとなかなか絵本を読んでもらうという場面がありませんが、耳に入ってくる音、耳に残る音が心地良く安心感が得られるため、子どもは何度も「もっかい」というのでしょうね。早くいつもの日常に戻り、園内で「もっかい」を聞きたいと思います。
 新体制となり挨拶が遅くなりましたが、今年度もどうぞよろしくお願い致します。
小南 律子