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「防災」

季節が少しずつ動き、秋が近づいてきました。セミの鳴き声からコオロギなど秋の虫の声に耳が癒されます。過ごしやすい秋ですが、最近では台風など気象状態が“100年に一度級”の大型のものになり、各家庭での対策に追われますね。保育園も、“大丈夫だ”と安易に考えず、安全対策を考えながら危機感に対する意識を子どもたちと共に持っていきたいと思います。
先日の引き渡し訓練には、今までになく多くの保護者の方にご参加いただき、ありがとうございました。実際の避難時に、混乱が少なく落ち着いて対応できるかは、日頃のシミュレーションと訓練を重ねることだと思います。毎月行う避難訓練では、避難時に話をすることがほとんどなく、とてもスムーズに行動することができています。集まった時に、「今日はおしゃべりが少なく、大人の声がよく聞こえたね」と毎回声をかけると、どんどん静かになって、口を手で押さえている姿もありますが、口を一文字にして“しゃべらないぞ”と意識していることが見えます。子どもたちの姿に心打たれる場面です。
また、先月開催しました“お泊まり保育”ではなく、“夜まで楽しい保育(ひまわり組ネーミング)”につきましては、ぎりぎりまで検討し判断が遅くなりましたこと、申し訳ありませんでした。そして、時間も大幅に遅れ、長くお待たせしてしまい、重ねてお詫びいたします。泊まった時にはこうしよう、泊まらなかったらこれをこうしようと2パターンで考えていましたが、子どもたちの表情が可愛くて、どちらにしても楽しい一日になっただろうと思いました。どのような状態でも子どもたちの笑顔に救われていることに気づかされ、感謝の毎日です。
来月に行います“のがみっこひろば”は、幼児クラスのみの開催となります。制限がある中でできることを精一杯楽しめる内容を考えていきます。乳児クラスの方は、来年度以降を楽しみにしていてくださいね。
 小南 律子