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1月の聖句

「心の貧しい人たちは幸いである。天の国はその人たちのものである。」(マタイによる福音書 5章3節)


 新しい年を迎えられて保護者の皆さんはそれぞれに新たな希望や願いをもっておられることでしょう。その中には「心の貧しい人になれますように」といった願いはないだろうと思います。なぜなら「心の貧しい人は不幸な人だ」と考える方が普通だからです。けれども、クリスマスの物語でマリアが歌った歌の言葉を思い起こしてみましょう。「身分の低い、小さな私にも神様は目を留めて下さった」小さいとか貧しさを良くないものとして切り捨てるのではなく、それらをどうしたら生かしていけるかを考えて下さり、配慮してくださる神様がおられることが歌われています。この年も皆さんはそれぞれ小さな、場合によっては弱い子どもたちとの毎日を過ごされるわけですが、それらの子どもたちを支えて生かしていくことにはとても大きな意義があるのです。そのような皆さんの姿を神様は喜んでおられるからです。
 新しい年も皆さんに神様の恵がありますようにお祈りします。
中遠教会 牧師 兵藤辰也