「だから、こう祈りなさい。『天におられるわたしの父よ、御名が崇められますように。』」（マタイによる福音書 6章9節）
祈るということをこども園で初めて体験するという子どもたちがある程度いるのではないかと思います。お祈りって何？と考えてみると「自分のお願い事を神様に伝えること」と考える保護者の方もおられるでしょう。それも祈りの１つです。ただ、これだけが祈りではありません。その時々の自分の気持ちを神様に伝えることも祈りなのです。それは丁度子どもたちが保育園の職員や保護者の皆さんに「ねえねえ、あのね、、、、」と自分の気持ちやその日の出来事を話してくれるのに似ています。こうやって誰かと向き合って自分の話をすると改めてその時の気持ちになったり、自分だけでは消化しきれない気持ちを整えることが出来ます。こういう自分の心の深い所にあるものを投げかけられる相手を持っている人は幸せな人です。なぜならその人は決してひとりぼっちではないからです。皆さんも子どもたちと一緒に「イエス様のお名前を通して」お祈りしてみませんか？
中遠教会 牧師 兵藤辰也
中遠教会 牧師 兵藤辰也
