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3月の聖句

「わたしはまことのぶどうの木、あなたがたはその枝である」(ヨハネによる福音書 15章1節・5節)


 2月20日に用事があって山梨県勝沼市にあるブドウ園を訪問しました。そこには樹齢70年のぶどうの木が植わっていて小学校のプール程の広さに枝が広がっていました。樹齢70年というのは随分年を重ねた木のように私には思えたのですが、ブドウ園の人のお話ですと毎年ブドウの実が沢山なるのだそうです。枝の先にはそれこそ木の幹からは随分離れていてもちゃんと実るそうで感心しました。それと同時にイエス様が「私はまことぶどうの木、あなたがたはその枝である」とおっしゃった言葉にぴったりのぶどうの木の姿だとも思いました。
 たとえ幹から離れた場所であってもちゃんと枝がつながっていれば間違いなく実を結ぶことが出来るのは近い枝にも遠い枝にも幹から栄養が送られている証拠です。イエス様の愛と恵みもつながってさえいれば人の目には近い・遠いはあっても確かに届けられており、このことによって人が成長し、実を結ぶようになるのは間違いのないことなのです。
 これからもどうぞイエス様とつながっていて下さい。   
中遠教会 兵藤辰也