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6月の聖句

「わたしの子の香りは、主が祝福された野の香りのようだ。」 創世記27章27節

子どもたちは大人である保護者の皆さんから見るとまだ未熟なところがたくさんあることでしょう。この未熟さは言い換えてみると子どもたちが本能的に、思うまま(わがままとも言えるでしょう)に毎日を過ごしている、ということの現われです。保護者の皆さんが子育ての中で心動かされることの1つは、子どもたちのこうした本能的な、思うままにその時々を生きている姿ではないかと思います。大人になるとだんだんそうした本能的なものや自分が思うままに生きようとする自分自身の中の気持ちをコントロールする術を身に着けていきます。その意味では大人にはもはや出来ないことを子どもたちがやるものですから、そこに大人は共感を覚えるのかもしれません。

自分を大切にしたい、自分を中心に生きていきたいという気持ちに少しずつもう1つの方向性を与えていくことで私たちは本能的な生き方から人としての生き方を身に着けていきます。それが「感謝」であったり「思いやり」であったり、周りのものとコミュニケーションであったりします。園での「花の日」はこうしたものの1つです。
雨の日が増える季節ですが、皆さんの心と体とが健やかなものでありますように。

中遠教会 兵藤辰也