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8月の聖句

「悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる。」 (マタイによる福音書5章4節)


 今月は、私たちの国も含めて世界の多くの国々が足を踏み入れた戦争によって引き起こされた、かつての悲しむべきことを私たちが思い起こす時を迎えます。また、今年も雨による大きな災害が起こり、大勢の人が被害を受けました。これらの「悲しむべき事」をどのように受け止めたらよいかを考えるとイエス様がおっしゃるような「幸い」とはとても言えないように思います。

 私たちの毎日の暮らしの中に「悲しむべきこと」はどうもなくならないようです。起こってしまった事を取り消すことは出来ません。けれど、そこで大切なものをもう一度見直したり、思いがけない出会いや発見があると「悲しむべきこと」はただそれだけのものではなくなります。毎日の暮らしの些細なことも、もっと大きな事柄であっても、私たちがしっかりと向き合っていけるようにとイエス様が導いて下さいます。

                                           中遠教会 兵藤達也