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3月の聖句

「わたしはまことのぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。」 (ヨハネによる福音書15章1節・5節)


 年度最後のひと月を迎えました。子どもたちの一年間での成長を振り返ってみる時期でもあります。そこでは子どもたちの色々な成長を数えあげていくことが出来るでしょう。それが、保護者の皆さんあるいは園の職員たちと子どもたちとのつながりがあってこそのものだと思います。人は誰かとつながることでこそ生きる者だからです。
先日埼玉県で起こった親による子どもの虐待死をめぐるニュースではたとえひどい目に遭わせる親であっても子どもは親と一緒であることを根本的なところでは求めていることが知らされました。それほどに親とのつながりを子どもは求めているということでしょう。それだけに子どもの思いに親は甘えてはいけないことを強く思わされます。親もまた誰かとつながっていないと生きられないものだからです。
 イエス様の言葉に従うと、私たちは皆、イエス様とつながることが出来るのです。
                                         中遠教会 牧師 兵藤辰也