グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム  > 今月の聖句  > 3月の聖句

3月の聖句

「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。」 (ヨハネによる福音書 15章5節)


 皆さんはぶどうの木をご覧になったことがあるでしょうか。一本の幹から何本もの枝が分かれて随分遠くまで広がっています。実際に見ると分かりますが、随分広い範囲に枝は広がっていますので、素人が見ると幹から遠い所の枝にブドウの実がなるのだろうかと思えます。ぶどうの木を育てている人の話によるとたとえ幹から遠く離れた枝にもちゃんと実がなるのだそうです。その秘密は「つながっている」ことだそうです。成程と思います。幹と枝がつながっていることで、必要な水や栄養分が届けられれば大丈夫、ということでしょう。
 年度の終わりを迎える3月です。この一年の子どもたちの成長ぶりを振り返ることが出来るのではないでしょうか。それは保護者の皆さんが見える形で、見えない形で子どもたちとつながり続けたことによります。年齢に見合うようにして子どもたちは保護者の皆さんから少しずつ離れていくものですが、たとえ離れていくにしても「つながっていよう」との思いをもって子どもたちと接して下されば、子どもたちはこれからもっと成長してゆくでしょう。            中遠教会牧師 兵藤辰也