６月の聖句

まだ新型コロナウィルス感染のニュースが毎日流れていた4月６日のことです。用事があって磐田から袋井まで電車に乗りました。外を眺めていると線路沿線に植えられている桜の並木が満開でした。その後すぐに原谷川の脇でたくさんの菜の花が咲いていました。この時期には毎年見慣れた風景でしたが、今回は薄桃色や黄色の花の色が鮮やかでした。多分その時期私たち人間は新しい感染症への対応として心身ともに窮屈な状態だったからだと思います。そうした自分たちの心配とは関わりがないかのように美しい花をちゃんと咲かせていた桜や菜の花の力強さに圧倒されたのでしょう。
　子どもたちも今私たちの取り巻く事情があっても、変わりなく毎日を精一杯に生きています。これは子どもたちだけのことではなく、大人にとっても毎日を生き生きとして暮らすために大切なものが何かを考えさせられています。