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5月の聖句

「これが、わたしと地上のすべて肉なるものとの間に立てた契約のしるしである。」
創世記9章17節


今月の聖句には「契約」が出てきます。皆さんもそれぞれ幾つかの「契約」を交わされた体験をお持ちでしょう。例えば結婚も聖書の中のものの考え方に従うと「契約」の1つです。契約が契約として成立するためには約束をする両方の立場の者がその約束を守ることが必要です。片方だけが約束を守り、もう片方は守らない、となったら成立しなくなってしまいます。例えば夫婦で考えてみましょう。片方だけがその約束を守り、もう一人が守らないとしたら、結婚生活は破たんです。これが当たり前です。
ところが、あの時神様は一方的に人間との約束をしました。「この世界に生きる全てのものを滅ぼすことはしない」と。神様は私たちが滅びることを決して望んではいません。もしも人間が滅びるとしたら、それは私たち人間が神様の約束を守っていて下さるその誠実さを忘れて身勝手なことをするからでしょう。神様は「私が約束を守るのだから、あなたも守れ」と脅すことはなさいません。でも、私たちは真実に約束を守ってくださる方がおられることを忘れてしまってよいものでしょうか。