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8月の聖句

悲しむ人々は幸いである。その人たちはなぐさめられる」 マタイによる福音書5章4節


「悲しむこと」が「幸せ」だなんて、イエス様がおっしゃることは変じゃないでしょうか。私たちにとって「悲しむことや苦しいことから出来るだけ離れていられることが幸せだ」という気持ちがあるからです。子育てのことに当てはめてみても親として保護者の皆さんはネガティブなものが子どもに近づかないように一生懸命であろうと思います。
ところが、そういう皆さんの思いや願いとは裏腹に悲しいことや苦しいこと、悩むことが子育てや暮らしには起こってきます。その意味で私たちの意に反することを私たちは毎日のように味わっています。これはストレスです。でもそうした悲しみや苦しみを味わいながら、そこに私たちを慰め、励まし、癒してくれるものがある、とイエス様は告げています。「悲しむ」ことや「苦しむ」ことは自分の弱さを知らされることです。このことに気付いた時に、支えられており、守られている自分の姿が見えてきます。
私たちが子育てや暮らしの中で「悲しむこと」は私たちに新しい世界を開いてくれるきっかけでもあるのです。