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12月の聖句

「今日、ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。」
                      ルカによる福音書2章11節


クリスマスは、マリアとヨセフという一組の夫婦に赤ちゃんが生まれることが軸になって進む物語です。つまり、これを読んでいる保護者の皆さんの物語です。時の権力者の命令によって身重のマリアとヨセフは旅をしなければならない、そして旅先で赤ちゃんが生まれる。そこへ、見ず知らずの羊飼いたちがお祝いにやって来る。「野原で羊の番をしていたら、天使のお告げを受け取った」と。しばらくすると、外国の3人の博士たちまで訪ねて来る。
「私たちは不思議な星に導かれて、ここまでやって来ました。」
マリアとヨセフは自分たちのことを言いふらしたわけではありません。むしろ「じぶんたちのことなど、誰も知ってはいない」と思っていました。でも神様はちゃんとご存知でした。
そして思いがけない形でマリアとヨセフは助けられ、守られて少しずつ「家族」となっていきます。クリスマスは愛の物語です。