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1月コラム 隣人愛

隣人愛

新年あけましておめでとうございます

 年末年始は、ご家族でゆっくり過ごせたでしょうか。お仕事だった方もいらっしゃるかもしれませんね。保育初めの4日には、子どもたちと新年のごあいさつをしました。「今年もよろしくお願いします」とあいさつをしながら、とても清々しい気持ちになりました。そして子どもたちの笑顔に元気をもらいました。
 本年度も、子どもたちが主体的にのびのびと過ごせるよう環境を整えるとともに、職員一人ひとりが学びを深めていきたいと思います。また、保護者の皆さまや地域の方々に信頼される園になるべく、努力していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 さて、12月にはクリスマス祝会を行いました。定員増加に伴い様々なところでご協力をいただきましたこと感謝いたします。新園舎になってから丸三年が経ち、その間試行錯誤を繰り返し、行事の持ち方、ホールの使い方等工夫をしていますが、なかなか「これでいい!」とはなりません。その都度職員間で見直し、保護者の皆さまからご意見をいただき、時には思い切って発想を変えながら行事を作っています。「子どもにとって何が大切か」ということを念頭に置き、行事一つひとつの意味を確認していくことを大事にしたいと思います。一つひとつの行事の持ち方が定着するまで時間がかかると思いますが、今後も色々なご意見をお聞かせください。

 年末に、職員の礼拝の中で「隣人愛」について話を聞く機会を持ちました。支えを必要とする人がいればその人に思いを向け、自分がその人の隣人になる。それは、その人の前に立ち引っ張ることではなく、後ろから「がんばれ、がんばれ」と応援するのでもなく、ただ隣にいること。相手の気持ちに寄り添うことは言葉で言うほど簡単ではありません。でも、私たちは「寄り添う」ことの意味を改めて考え、基本理念でもある「隣人愛」の精神で、保育の仕事に携わっていかなくてはいけないと強く感じました。
 子どもたちをはじめ、様々な人と人とのかかわりの中で私たちは学び、生かされています。自分一人では決して生きていくことができません。自分自身が支えを必要とする誰かの「隣人」になれるように成長していきたいと思います。また、自分の「隣人」でいてくれる人がいることにも目を向け、感謝をしていきたいと思います。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

岡田 絵里子