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8月コラム 絵本の思い出

絵本の思い出

 梅雨が明け、夏真っ盛りです。毎日プール遊びが盛り上がり、子どもたちの歓声が聞こえてきます。九州地方で大雨の被害にあわれた方がいることも心に留めて、私たちが安全に水遊びをできることに感謝したいと思います。
 また今月は終戦記念日も迎えます。戦争を知らない私たちが、それでも子どもたちに伝えていかなくてはいけないことがあるのだと思います。ニュースや新聞、絵本を通して、身近な大人の言葉や表情でその時のことを伝えていきたいと思います。
 
 7月7、8日と年長児の一泊保育が観音山で行われました。今年は快晴!お天気の心配はなく、すべて予定通りに終えることができました。当日の朝は駐車場が混雑し、大変ご迷惑をおかけいたしましたが皆様のご協力で無事に行ってくることができました。ありがとうございました。子どもたちは家族と離れて過ごす2日間で心も身体もたくましくなったと思います。様々な経験を通して家族の大切さを知り、自分のことだけでなく友達のことまで気にかけて過ごすことができました。2日目、保護者の方が大歓迎で迎えてくださり、ほっとした様子の子どもたちの笑顔が印象的でした。

 年長の子どもたちはこの一泊保育までの間、普段から好きな絵本「わんぱくだんシリーズ」に登場する「わんぱくだん」と手紙のやり取りをしていました。この後どのような展開を迎えるのか、楽しみにしたいと思います。
 幼い頃に親しんだ絵本は、大人になっても心に残るものです。私も小さいころから絵本が大好きでした。せなけいこの「いやだいやだ」は子ども心にとても怖くて、でも見たい…という繰り返しでした。また、林明子の「はじめてのおつかい」も大好きでした。自分に置き換えて見ていたような気がします。
 お母さんやお父さんも、ご自分が幼い頃に好きだった絵本はありませんか?「お母さんはこの絵本が好きだったんだよ」と子どもと一緒に楽しむことができるのも絵本の魅力のひとつですね。園の文庫の本も少しずつ入れ替えをしたり、増やしていきたいと思っています。ぜひ、親子で絵本を楽しんでください。

岡田絵里子