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12月コラム ぎゅっと抱きしめる

ぎゅっと抱きしめる

 すっかり冬の訪れを感じます。毎朝子どもたちと「おはよう、今日も寒いね。」と挨拶をすることが日課になっています。感染症が気になる季節ですが、元気に冬を過ごしていきたいですね。
 先月11日には「フェスタ桜ヶ丘」を無事に終えることができました。父母の会の役員さんをはじめ、保護者の皆さまにご協力いただきましたこと感謝いたします。その後、ぞう組の子どもたちが園中にポスターを貼り、「フェスタぞうぐみ」を開催し、園内で楽しんでいました。行事は保育の延長線上にあるという思いで日々過ごしていますが、フェスタに関しては、この行事を通して遊びにつながっていくことを毎年感じます。おうちの人がお店屋さんになっていたことで「今度は自分たちもやってみたい!」という気持ちにつながるのですね。ひよこ組の小さなお客さんにも優しく声をかける姿がとても頼もしかったです。

 先日、ある職員から一冊の冊子を借りました。『きっと子育てが楽になる8つのコツ』というタイトルで、コツ②のところに「一日、一回、ぎゅっと抱きしめる」とありました。

【~皮膚はものすごい感覚を持っています。とくに圧力をかけて抱きしめると快の感情がわきます。反対に軽くさわることは不快になる時があります。うまく言葉がかけられない気持ちのとき。自分が沈んで暗い気持ちになっている時。そんな時は子どもをぎゅっとしてみて下さい。お母さんが子どもに抱きしめてもらえますよ。~】
(リハビリテーション体育士・精神保健福祉士 そぶかわさとこ氏)

 ぎゅっとするだけで、気持ちが通じ合えるような感覚になる時、ありますよね。実際には自分が子どもを抱きしめているのですが、そうすることで自分が癒され、パワーをもらっている感じ、きっとお母さんやお父さんにも分かるのではないでしょうか。子どものために、自分自身のために「一日、一回、ぎゅっと抱きしめる」ができるといいですね。

 今月はクリスマスを迎えます。私たちはいつでも、神様にぎゅっと抱きしめられているのだと思います。どの会場も手狭になりご迷惑をおかけしますが、子どもたちと共に心静かにクリスマスの準備をし、祝会当日を迎えたいと思います。よろしくお願いいたします。 
岡田 絵里子